台湾を代表するCDMO企業であるFormosa Laboratories, Inc.(台湾証券取引所:4746、以下「Formosa」)はこのたび、日本のバイオテクノロジー分野のパイオニアであり、神経疾患領域の未来を切り拓く株式会社Jiksak BioengineeringCDMOパートナーに選定されました。Formosaは本提携を通じて、研究開発・製造に関する専門性を活かし、Jiksak Bioengineeringの革新的な抗体薬物複合体(ADC)プログラムの次なる開発マイルストーン達成を支援します。
JiksakADCプログラムには、独自のNeuron DDS(神経細胞選択的ドラッグデリバリーシステム、NDDS)が組み込まれており、静脈投与により治療薬を運動ニューロンへ選択的に送達できるよう設計されています。本プログラムは、依然として高いアンメット・メディカル・ニーズが存在する運動ニューロン疾患(MND)を対象としています。
Jiksak Bioengineering共同経営者 co-CEOの湯本法弘は、次のように述べています。「MND治療における長年の課題の一つは、治療薬を運動ニューロンへ効率的に届けることです。私たちのNDDSプラットフォームは、治療薬の標的送達を可能にし、MNDに対する有効な治療法の新たな可能性を切り拓きます。Formosaの開発・製造に関する専門性は、当社の科学的基盤を着実な開発実行へとつなぎ、当社のリードADCプログラムを次の重要なマイルストーンへ前進させるうえで重要な役割を果たすと考えています。」
両社は本提携を通じて、当該ADC候補品の臨床開発への移行を加速させることを目指します。

Formosa Laboratories, Inc.

Formosa Laboratoriesは1995年に設立された製薬企業で、原薬(API)、高活性原薬(HPAPI)、注射剤、抗体薬物複合体(ADC)を専門とし、開発から商業生産まで一貫したグローバルCDMOサービスを提供しています。
Formosa Laboratoriesは複数の国際的なGMP査察を通過しており、台湾TFDA、米国FDA、欧州EDQM、日本PMDAの認証を取得しています。主な実績として、高活性注射剤ラインにおけるFDAおよびEMAの承認取得が挙げられます。
同社はアジア、欧州、米州を含む世界各地に製品を供給しており、各国でパートナーシップを展開しています。日本では輸入・販売・薬事対応を担うFormosa Laboratories Japanを、米国シカゴではCDMO事業を担う子会社SynChem-Formosaを展開しています。
Formosa Laboratories Japan
FLJ)は日本市場における事業展開を積極的に拡大しており、輸入、販売、薬事対応において高度なローカルサポートを提供する戦略的な架け橋として機能しています。これらの取り組みを通じて、FLJFormosaのグローバルなCDMO機能と日本のイノベーターを結びつけ、新たな治療法の開発加速に貢献しています。

株式会社Jiksak Bioengineering

株式会社Jiksak Bioengineering2017年に設立され、神奈川県川崎市に拠点を置くバイオテクノロジー企業です。神経細胞を標的とした薬剤送達技術の開発に注力しており、独自プラットフォームにより、運動ニューロン選択性を有する治療法の開発を可能にしています。対象領域は、神経変性疾患および神経筋疾患、特に筋萎縮性側索硬化症(ALS)です。

 
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